2月に楽しむ伊豆旅行
伊豆には温泉がたくさんありますので、冷え込む2月の旅行先としてもおすすめです。伊豆半島全域に知名度の高い名湯が存在しているのが魅力。東京から日帰りしやすい位置にあるのも良いですね。
また、伊豆の温泉に関しては、エリアごとに源泉が異なり泉質に差があるので、色々な温泉に入ってみるのもおすすめです。そして、皮膚が弱い方でも気兼ねなく入ることが可能な単純温泉もたくさんありますので、老若男女問わず楽しむことが叶います。
そして、身体の奥部から温める効果があると言われている「塩化物泉」も存在します。持病がある方には、動脈硬化などに効くとされている「硫酸塩泉」がおすすめです。以上のように「単純温泉」「塩化物泉」「硫酸塩泉」がありますので、3種類ともに入ってみるのも良いと思います。
2月は冷え込みますので、伊豆旅行をするなら温泉は外せないと言っても良いのではないでしょうか。
具体的な温泉としては、まず「伊東温泉」が人気です。25~68℃の温泉が1分間で約3万2千Lも湧き出ます。これは日本でもトップクラスの分量なんですよね。資源も豊富なので、宿泊施設の中には自家源泉を有するところも少なくありません。源泉かけ流しのところもたくさん存在しますよ。
さて、下田の「観音温泉」も人気です。観音温泉は強アルカリ性(pH9.5)なので、肌をキレイにする作用があると言われています。さらに、観音温泉は飲用することも可能です。飲むことで酸性に寄りやすい人体を弱アルカリ性に回帰させる効果が得られるとされていますよ。
また、徳川将軍の寵愛を受けた「熱海温泉」という温泉も見逃せません。ちなみに徳川家綱には「樽に熱海の温泉を詰めさせ、自分の城まで運搬させた」という逸話があります。現在のこの熱海温泉を楽しむことが可能ですし、熱海駅の周りも刷新されてエネルギッシュな雰囲気で満ち溢れています。「昔、熱海温泉に入ったことがあるなあ」という人でも、今再び訪れるとまた違った気持ちで熱海温泉と熱海駅周辺を楽しめることでしょう。
温泉街として非常に活気のある地域ですから、熱海はウィンターシーズンの旅行先として今も昔も大人気です。源泉が散らばって存在していますので、気軽に訪れることができる温泉が多く、日帰りでも十分温泉を満喫できるはずですよ。
入湯料については1000円を切るところが大半で、数百円程度でも熱海の中ではやや高いくらいです。また、入湯料を取らない温泉も少なくありません。
また、温泉の足湯がある公園などもありますので探して訪れてみてはいかがでしょうか。
足湯を設けている料理店などもたくさんあり、食事をするとタダで足湯を利用できる場合が多いです。ウィンターシーズンであっても、足湯につかるだけで案外暖かくなるものですよ。そして歴史が長く地元の常連さんが多い共同浴場もありますので、交流しつつ入ってみるのも良いでしょう。現地の方とのコミュニケーションを取りたいのであれば共同浴場に行ってみるのもがおすすめです。
伊豆には景色が綺麗な場所がたくさんあります。夕日、富士山、海などを眺められながら楽しめる温泉も多く存在しています。日本の温泉地でこれだけ素晴らしい立地になっているところはなかなかありません。