海外旅行で注意したいダブルブッキングとは
海外旅行でチケットを予約しているのに、もし飛行機に乗れなかったらどうしますか?実は国際線を利用すると、このようなトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。正規のチケットが手元にあり、ちゃんと座席の取れているのに飛行機を利用できない、といった状況が起こるのです。こうした事態をダブルブッキング(オーバーブッキング)と呼びます。
ダブルブッキングとは、その飛行機の座席数以上に予約を取ってしまった場合に発生します。例えば座席数が120席の飛行機の場合、予約を取れるのは120人までです。しかし、125や130も予約が入ってしまうと、5人あるいは10人が飛行機を利用できます。このように、予約を取るミスがたびたび発生しています。典型的なダブルブッキングですが、実はホテルでも起こることがあります。
飛行機の場合、リコンファームという仕組みによって、ダブルブッキングが起こらないよう防いでいます。いわゆるセーフティネットであり、利用者が飛行機に乗る意思表示と確認を行い、確実に席に座れるようになっています。でもリコンファーム不要の場合も多く、ダブルブッキングを完全に防げる訳ではありません。
防止は難しいのが実状ですが、なるべく早めに空港のカウンターへ行き、搭乗手続きを済ませることが一番です。それでも起こってしまった場合、カウンターで代替便の手配をしてもらいましょう。延泊になったらホテル代の請求も行う必要があります。