海外旅行で気を付けるべきこと
特に海外旅行未経験の皆様には必ず目を通して頂きたいです。どの国に行くかによって「気を付けるべきこと」も多少異なってくるものですが、本記事では海外旅行全般に言える注意事項を紹介していきます。
渡航先の治安状態を把握しましょう。
安全な国もあれば危険な国もありますので、前もって確認しておくことをおすめします。「海外安全ホームページ」という外務省管轄のサイトがあるのでこちらをチェックしましょう。
外務省安全ホームページ |
日本には日本の決まりがあるように、どの国にもその国ならではの決まりがあります。ですから、行き先の国における禁止事項に関しても前もって確認しておきましょう。それから、現地で必要になる言葉やマナーも事前に知っておかなければなりません。
貴重品は厳重に管理してください。
日本では考えられないほどに貴重品の盗難率が高い国もありますので、とにかく常に貴重品の管理には細心の注意を払いましょう。
また、海外旅行の際は荷物を絞りましょう。個人的にはPCとドライヤーは不要だと実感しました。PCは仕事上必須になるケース以外では使う機会はないはずです。ドライヤーもホテルにあるので持参しなくて大丈夫です。
体調にも注意を。
当然ですが妊婦さんは海外旅行はしない方がいいです。また、登山をするのであれば高山病対策をしてください。それから、時差ボケにも注意しましょう。
日本では誰でも行っているようなことが、海外ではタブーになることがあります。ここからは、海外旅行で気を付けるべきこととマナーに関して解説していきます。
海外旅行未経験の方でも容易にトラブルを防止できる方法があります。それは、渡航先のガイドブックを熟読するという事です。※印などがあるところもきちんと確認してください。
海外旅行にトラブルはつきものですから、ガイドブックには「頻出のトラブル」がそのまま載っています。それさえ理解しておけば、トラブルの大部分を防ぐことが可能です。貴重品の管理の仕方は渡航先の治安にも左右されますが、基本的には服の下に貴重品を忍ばせることが推奨されています。
あとは、とにかく日本の常識やマナーに固執してはいけません。「日本の常識は世界の非常識」です。旅行の形式次第ではありますが、装飾品を身につけたり高額な服を着たりしての観光はやめておくべきです。治安の悪い国では洋服目当てで襲われる恐れがありますし、スリのターゲットにもなりやすくなります。ですから「現地に合った服装を」という意識で海外旅行の準備をしてください。
また、特に欧米各国を訪れる場合ですが、格調高いレストランなどでは、小さなお子さんの入店を拒否されるケースが少なくありません。ですから、前もって年齢制限などをチェックしておきましょう。他の地域の料理店に入る場合も、念のため事前に調べておくことをおすすめします。
それから、発展途上国を訪れる場合には特別に気を付けなければならないことがあります。まず、発展途上国では水道の水の消毒や殺菌が行き届いていない可能性が高いです。ですから、現地の人が水道の水を飲用していたとしても飲むは基本的に厳禁です。ミネラルウォーターなどを事前に購入しておくべきでしょう。ちなみに、特にお腹が弱い人の場合は発展途上国でなくても念のため水道水は飲まないようにすることを推奨します。
それから特にお子さんも一緒に旅行に行くのであれば「菌」に対して細心の注意を払わなければなりません。ですから、殺菌スプレーなどを持っていきましょう。
あとは普通に道路を歩くだけでも気を付けなければなりません。なぜならアジアなどの発展途上国では、基本的に自動車が優先になるからです。ですから、歩行者が道を譲ることになります。交通には注意してください。
それからチップに関して。
チップの文化がない国で安易にチップを出すと、その後の観光客にも求めるようになる恐れがあります。ただし、チップの文化がある国や、チップを渡すべきシーンでは支払った方が無難です。チップの金額については、現地の物価と照らし合わせて考えましょう。
また、日本などの先進国と文化が明確に違う国の代表格は「イスラム」です。日本での常識は基本的に全く通用しないと考えておきましょう。色々大変なこともあるかもしれませんが、とにかく現地の文化に従ってください。そして、イスラムでは男性が女性に気安く話しかけるのはマナー違反ですから重々注意しましょう。
海外旅行をする前に目的地の文化やマナーについてある程度知っておいて、それに合わせるように心がけてくださいね。