【留学】アメリカ留学を経て価値観がガラリと変わった
こんにちは、今回は「アメリカ留学を経て価値観がガラリと変わった」というテーマでお伝えします。
これからアメリカ留学を考えている方のは、知っておきたいことが満載なので必見です!
アメリカ留学ですべきこととは?
日本でも外国人への接し方を学ぶことはできますが、多様な人種が共に住むアメリカでこそ外国人、他民族、他人種に対する理想的な接し方を学ぶことができました。留学した私自身がアメリカの現地の人にとっては外国人であり、私がされて嬉しいと思った対応を、日本に帰ってそのまま然るべき時にすれば良いということが分かりました。
アメリカでは肌や眼の色を個性として認めることは重要ですが、人格を判定するための手段、笑いを取るためのコンテンツとしては利用してはならない、それを行うと社会的な低評価を与えられると学びました。同じ理由で血液型で性格を診断することはアメリカでは愚かなことだとされており、私は23歳の時に現地でこれを初めて知って目から鱗が落ちました。これを知らなければ私はもっと愚かな状態で今この時を過ごしているところでした。
アメリカ留学で分かったことは「英語を聞くのではなく心の声を聞く」
留学するまで私は外国人が嫌いであり、外国人のたどたどしい日本語を聞くと腹が立つことが常でした。日本に住む外国人を見て「日本の子供は幼稚園に入園した段階で日本語をきちんと喋れるのに、外国人は日本人の子供を持つようになってもできない、孫が生まれたことになってもできない」と見下す面がありました。
しかしアメリカで私のつたない英語を必死で理解しようとしてくれる現地の人と接する中、私は自分の差別と無理解を恥じ、留学時代のある時1人でベッドの中で泣きました。
以来、私は相手のブロークンの日本語を聞いてどういう意味であるかを理解するように努めました。ブロークンを理解できるのは人間の脳ならではの利点であり、私は海外留学を経験して以来、ブロークンを理解できない人間はコンピューターの下位互換になってしまいかねないという考えを持っています。海外留学は人間としてコンピューターと差別化することを目指すきっかけを私に与えてくれました。
アメリカ留学で身につく力とは?
海外留学をすると、インターネットを利用するだけでは到底身に付かない知識、感性が身に付き、日本だけで過ごしていた時よりも他者に対する理解力が高まり、人間であることの意義を深めるきっかけにもなります。
最初は単純に、海外に対する憧れ、英語が話せたら出世に繋がるという希望的観測、日本で暮らすことで感じる閉塞感からの脱却という目的で留学しても構いません。しかし多くの人が海外留学の途中で人格修養の段階に目覚め、より深い国際理解へと向かいます。
人種、言語、法律、常識の違いはあれど、相手は同じ人間です。誠心誠意を示し、信念に基づくコミュニケーションを行えう限り、最後には分かり合える人にきっと出会うことができるでしょう。