カリブ海の島・ケイマン諸島のウミガメとビーチに大興奮！レンタカーで巡った珍道中！
ケイマン諸島
カリブ海 …… それは誰もが憧れる世界の楽園。そのカリブ海に「ケイマン諸島」という国があるのをご存知でしょうか。キューバの南に浮かぶ、面積259㎢・人口約5万5000人の小さな島国です。
日本からの直行便はないので、ニューヨークやマイアミといったアメリカの主要都市を乗り継いで、約22時間で行くことができます。（今回は日本から直接ではなく、船旅の一部で立ち寄りました）
そんな日本人には馴染みのない未知多き国、ケイマン諸島のジョージタウンに行ってきました！
レンタカーを借りてドライブへ
この島はレンタカーで回ることにしていましたが、事前に予約はせず、行ってみてから探してみる、まさに出たとこ勝負。上陸後、近くにいた地元のおじさんにカーショップの場所を尋ねると、港から歩いて５分ほどのところにあるとのこと。これはよかった。
早速カーショップでレンタカーの手続きを済ませ、いざ乗車！ちなみに１日７時間ほどのレンタルで、ガソリン代を含めて15,000円くらいでした。日本の免許証では借りるのは無理だと思うので、日本で国際免許証を取得しておくことをオススメします！
ケイマン諸島はイギリス領のため、本国のルールに則って道路は左側通行です。しかし！借りた車がアメリカ製だったので、まさかの左ハンドル！つまり「左車線を左ハンドルで運転」という、日本では羨望の対象になりそうな驚くべき事態！
はじめこそ慣れるまでおっかなびっくりでしたが、すぐに慣れて運転できました。この日は快晴！絶好のドライブ日和です。
「ウミガメ天国」に大の大人が大はしゃぎ
最初に目指すのは、島の北西の端にある「ケイマン タートル センター」です。実はケイマン諸島は国の紋章にウミガメが描かれているほどウミガメがたくさんいる国。
国旗にはイギリス領を示すユニオンジャックと共に、国の紋章がそのまま刻まれています。
園内はウミガメの研究・保護施設となっていて、いくつもある水槽の中にはたくさんのウミガメが飼育されていました。また、実際にウミガメと触れ合うこともできるコーナーもあります。
個人的にウミガメが大好きで、これが一番楽しかったです！手を消毒して、専用の水槽に放し飼いされているウミガメを自由に触れます。まだまだ小さな子供のウミガメを抱っこできて、記念撮影もスタッフが協力してくれます。
非常に感激する、大興奮のひとときでした！
裏切られた隠れ家ビーチ、その先に……
カリブ海の島に来ているのだから、ビーチは外せないですよね！ケイマン諸島のガイドブックを開くと、「セブンマイルビーチ」が定番のビーチとして出てきます。
しかし、ここは街の中心部に近いため人混みが激しいとの噂が…
なので、せっかくレンタカーを借りていることだし、少し遠出をしてみることにしました。
そうして向かったのが「ラム ポイント」という島の北東にある隠れ家ビーチ。
「ウミガメ天国」からは１時間ほどのドライブでした。到着したのがちょうどお昼時でもあったので、まずはビーチにある海の家でランチタイム♪
そして、水着に着替えていざ海に入ろうとしたら、
おや……海が全然キレイじゃない……。すごい濁ってるし、変な海藻がたくさん浮いてるし……こんなはずでは……。
ここではないのか？と思い、周囲を歩いてみるものの、どこも同じ。これはさすがに入る気になれない。でもせっかくここまで来たのだから海には入りたい。少し調べてみると、車で５分ほど進んだ先に「スターフィッシュ ポイント」というビーチがあるとの情報が。
イチかバチか行ってみて、ダメなら定番のセブンマイルビーチに行くとしよう。そう割り切って行ってみると……
なんだここは！すごくキレイじゃないか！しかも人はほとんどいない！半ば諦めモードで下がっていたテンションもMAXに！１時間ほどゆったりとシュノーケルやビーチ遊びをして楽しみました。「スターフィッシュ ポイント」という名のとおり海中を覗くと、数え切れないほどのヒトデが海底にいました。
野生ですがもちろん触ることもできます。近くの看板に触る際のルールが書いてあるのでよく読んで守るようにしましょう。ちなみに、この場所には更衣室やトイレ、シャワーはないのでさっきのラム ポイントをベースにして来るのがいいですね！
再び市街地に戻り、予定通りレンタカーを返却したあとはお土産タイム！大きなスーパーやお土産屋さんが港から徒歩圏内にたくさんあるので、船が出港する時間ギリギリまで買い物を楽しみました。
定番はもちろんアリ！そうでなくても楽しめた！
今回は「セブンマイルビーチ」には行きませんでしたが、代わりに見つけた「スターフィッシュ ポイント」は非常に素敵な穴場スポットでした。
さすがに車じゃないとなかなか行くのが難しい場所ですがオススメですよ！もしかしたら「左車線を左ハンドルで運転する」貴重な体験をすることもできるかもしれません。
でも今度来たときは定番の観光スポットもめぐってみたいな～。