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【モルディブ】モルディブの人々をイスラム教に改宗させた聖人が眠る墓地
モルディブでイスラム教の布教に努力した人物がアブル・バラカット・ユースワ・アル・バルベリが眠る墓地をご紹介します。
リゾートの裏側にあるモルディブ最大の歴史転換点
定義|聖人が眠る墓地とは?
モルディブの人々をイスラム教へ改宗させた聖人が眠る場所は、
首都 マーレ にある
メドゥ・ズィヤーライ です。
ここに祀られているのが、
アブー・アル=バラカート・ユースフ・アル=バルバリー。
彼は12世紀ごろにモルディブへ渡来し、
当時仏教国であったモルディブ王国を
イスラム国家へと導いた人物とされています。
👉 この墓地は、
現在のモルディブ国家の精神的起点とも言える場所です。
要点|なぜこの墓地が重要なのか
① モルディブが仏教国→イスラム国へ変わった瞬間
モルディブは元々、
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仏教文化圏
-
スリランカと深い関係
-
石窟・仏塔文化を持つ国
でした。
しかしこの聖人の布教により、
-
国王がイスラムに改宗
-
国全体が一斉に改宗
-
イスラム王国として再編
👉 国家の宗教が一夜で変わった稀有な例です。
② 現在の厳格なイスラム国家の原点
現代モルディブは、
-
国教:イスラム教スンニ派
-
国民は全員ムスリム
-
他宗教の布教は禁止
👉 その制度的・精神的原点が、
この墓地にあります。
③ 観光地化されていない静かな聖地
-
観光客は非常に少ない
-
騒がしさゼロ
-
祈りの空間が保たれている
👉 「見る場所」ではなく
“感じる場所”。
比較|リゾート観光との決定的な違い
| 項目 | リゾート | メドゥ・ズィヤーライ |
|---|---|---|
| 印象 | 非日常 | 信仰 |
| 写真映え | ◎ | △ |
| 歴史理解 | △ | ◎ |
| 精神性 | △ | ◎ |
👉 モルディブを
表層から深層へ連れていく場所。
現地体験|実際に訪れてみた
■ 外観と第一印象
白く小さな建物。
-
派手な装飾なし
-
低層
-
非常に簡素
「え、ここ?」
と思うほど控えめ。
■ 周囲の空気感
墓地周辺は、
-
静寂
-
風の音
-
祈りの気配
👉 観光地の音が消える。
■ 墓所の雰囲気
墓は、
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布で覆われ
-
花や供物なし
-
写真撮影は控えめに
👉 敬意が最優先。
■ 見学時の注意
-
肌の露出は避ける
-
大声NG
-
礼拝中は距離を取る
旅する鍼灸師の視点|宗教は国の中枢神経
東洋医学的に見ると、
-
宗教=精神の軸
-
国家=集合体の身体
-
改宗=体質転換
この墓地は、
👉 モルディブという国の体質が切り替わった点。
海の美しさだけでなく、
この精神的背景を知ることで、
旅の理解度は一段深くなります。
どんな人におすすめ?
-
モルディブを深く知りたい
-
歴史・宗教に興味がある
-
静かな場所が好き
👉 一人旅・思索旅向き。
おすすめの回り方(徒歩)
メドゥ・ズィヤーライは、
-
大統領官邸
-
国立博物館
-
モスク
と徒歩圏内。
👉 マーレ歴史散策ルートの要。
まとめ|この墓地を知るとモルディブが変わる
モルディブは、
-
海の国
-
リゾートの国
である前に、
-
強い信仰を持つ国
-
歴史的転換を経験した国
この墓地は、
そのすべての始まり。
もしマーレを歩くなら、
ぜひ一度、
この静かな聖地に立ち寄ってください。
ゼヤラス墓地(Medhu ziyaaraiy)

元々仏教国だったモルディブではランナマーリと言う海の魔人に毎年美しい処女をいけにえにしていたらしい。たまたまモルディブを訪れていたバルベリがコーランを唱えランナマーリを退治したと言われている。バルベリはモルディブの君主となりイスラム教も信仰するようになった。(諸説あり)

ゼヤラス墓地(Medhu ziyaaraiy)情報
住所:Medhuziyaarai Magu, Malé, モルディブ
建物内には入れません。