カンボジア

「カンボジアのグルメ完全ガイド|屋台から高級レストランまで!おすすめ10選」

2025年6月25日

目次

1. カンボジア旅行で外せない絶品グルメ体験

カンボジアといえばアンコールワットのような壮大な遺跡や、素朴で温かい人々の笑顔を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、近年注目されているのが「カンボジアグルメ」の魅力。クメール料理と呼ばれる伝統的な料理は、辛さ控えめで日本人の口にも合いやすく、観光客のリピーターが続出しています。

シェムリアップやプノンペンなど主要都市では、ローカル屋台から高級レストランまで幅広いグルメ体験が可能。屋台では豚焼きごはんやスパイス香るカレー、ちょっとユニークな昆虫料理まで。高級レストランでは、伝統と現代の融合を楽しめる美しいクメール料理が堪能できます。

この記事では、現地を旅して実際に食べ歩いた筆者が厳選した「カンボジアのおすすめグルメ10選」を、カテゴリ別にご紹介します。旅行者目線で「どこで食べるべきか」「何を注文すべきか」も詳しく解説するので、カンボジア旅行を計画している方は必見です!

2. カンボジアで絶対に食べたい伝統料理ベスト3

カンボジアの食文化は、タイやベトナム、中国の影響を受けつつも、独自の香りと味わいを持つ「クメール料理」として発展してきました。ここでは、旅行者なら必ず試してほしい伝統料理を3つ厳選して紹介します。

2-1. アモック(Amok)|ココナッツとハーブ香る魚の蒸し料理

カンボジア料理の代表格「アモック」は、白身魚をココナッツミルクやカファーライム、レモングラスなどで蒸し上げたカレー風味の逸品。バナナの葉で包んで蒸し上げることもあり、まろやかなコクとスパイスの香りが絶妙に調和。シェムリアップのレストラン「Khmer Kitchen」などでは観光客にも人気。

2-2. ノムバンチョック(Nom Banh Chok)|カンボジア版そうめん

朝食の定番として親しまれているのが「ノムバンチョック」。米粉の細麺に魚ベースのカレースープをかけ、生野菜やハーブをトッピングして食べる、爽やかで優しい味わいの麺料理です。市場や道端の屋台でも手軽に味わえるため、ぜひ早朝のローカル体験としておすすめ。

2-3. バイサイチュルーク(Bai Sach Chrouk)|豚焼きごはん

甘辛く味付けされた豚肉を炭火で焼き、ごはんと一緒に提供されるカンボジア式定食「バイサイチュルーク」。朝から活気あふれる屋台でよく見られる人気メニューで、卵やピクルス、スープがセットになっていることも。1〜2ドル程度で食べられるので、コスパも抜群です。

3. シェムリアップで味わうおすすめレストラン3選|観光と一緒に楽しめる!

アンコールワット観光の拠点「シェムリアップ」には、クメール料理からフュージョン料理まで、魅力的なレストランが豊富にあります。観光の合間に立ち寄りたい、雰囲気も味も抜群のお店を3つ厳選して紹介します。

3-1. Khmer Kitchen Restaurant(クメールキッチン)

アンコールワット観光後のランチやディナーにおすすめなのが、オールドマーケット近くにある「クメールキッチン」。観光客に人気ながら、現地の味も大切にしており、アモックやノムバンチョックなど定番料理をリーズナブルに味わえます。席数も多く、混雑時でも比較的入りやすいのが魅力。

3-2. Marum(マルム)

旅行者の間で高評価を誇るレストラン「マルム」は、NGO団体が運営するトレーニングレストラン。スタッフの多くは貧困層出身の若者たちで、ここでサービス業のスキルを学んでいます。料理はクメール料理をベースにした創作系が中心。雰囲気のある中庭席と、社会貢献にもつながる食体験は旅の思い出になります。

3-3. Embassy Restaurant(エンバシー)

ちょっと贅沢をしたい夜におすすめなのが、シェムリアップ随一の高級フュージョンレストラン「エンバシー」。月替わりで提供されるテイスティングコースは、アートのように美しく、素材にもこだわり抜いた一皿一皿が楽しめます。特別な日のディナーや、旅の締めくくりにもぴったりです。

4. ローカル屋台で味わう絶品B級グルメ4選|旅人に人気のストリートフード

シェムリアップでは、レストランだけでなく路上の屋台でもローカルグルメを気軽に楽しめます。カンボジアの屋台フードは、安くてうまいだけでなく、文化や人々の暮らしを感じられるのが魅力。旅人に人気のB級グルメを厳選して紹介します。

4-1. ノムバンチョック(Khmer Noodle)

朝食にぴったりの米麺料理「ノムバンチョック」は、屋台で1杯1〜2ドル。魚ベースのスープに香草やもやしがたっぷり入り、さっぱりしていて食べやすい味です。地元民も朝の定番にしており、ローカル気分を味わいたい方にはぜひ体験してほしい一品。

4-2. バーベキュースティック(炭火串焼き)

シェムリアップのナイトマーケットやパブストリート周辺でよく見かける、香ばしい香りを放つ串焼き屋台。チキン、ポーク、牛肉、時にはカエルや虫などのエキゾチックな選択肢も。ビール片手に、現地の雰囲気を楽しみながらつまむのが旅の醍醐味。

4-3. バナナクレープ

バナナを薄い生地で包み、たっぷりのコンデンスミルクやチョコソースをかけた甘いスナック。夜市の定番デザートで、作っている様子を見るのも楽しい。揚げたての熱々をその場で頬張るのが正解です。

4-4. フライドライス&ローカル炒め物

屋台でもしっかり食事をしたい方には、目玉焼き付きのチャーハン(フライドライス)や、甘辛炒めの肉料理もおすすめ。注文を受けてから中華鍋で炒めてくれるので、香ばしくボリュームもあり。コストパフォーマンス抜群です。

5. グルメ好き必見!カンボジアでしか味わえない伝統料理3選

カンボジアの食文化には、他の東南アジアとは少し違う独自の魅力があります。素朴ながらも深みのある味わいは、訪れる旅人の舌を楽しませ、忘れられない体験にしてくれます。ここでは、カンボジアでしか味わえない伝統料理を3つ厳選してご紹介します。

5-1. アモック(Amok)

カンボジアを代表する伝統料理のひとつが「アモック」。白身魚をココナッツミルクとクメールスパイスで蒸し上げたカレー風味の逸品です。バナナの葉に包まれて提供されることが多く、見た目にも美しく上品な味わい。ホテルのレストランからローカル食堂まで、幅広く味わえるのでぜひ体験を。

5-2. プレホック(Prahok)

発酵魚のペースト「プレホック」は、まさに“クセになる”味。塩辛い発酵の香りと濃厚な旨みが特徴で、野菜スティックやご飯と一緒に食べるのが一般的。慣れるまでは少し勇気が必要ですが、現地の人々にとっては日常的なごちそう。食文化の奥深さを感じられる一皿です。

5-3. カンポットペッパーチキン

世界的に有名な「カンポットペッパー(胡椒)」を贅沢に使ったスパイシーな炒め物。新鮮な黒胡椒の実は、噛んだ瞬間に香りが弾け、鶏肉の旨みを引き立ててくれます。シェムリアップやプノンペンのレストランでも提供されており、お酒との相性も抜群。

6. 観光エリア別おすすめグルメマップ(シェムリアップ/プノンペン/カンポット)

カンボジアを旅するなら、その土地ならではの食文化にも触れてほしいところ。ここでは観光で人気の3都市、シェムリアップ・プノンペン・カンポットに分けて、それぞれのおすすめグルメスポットをご紹介します。

6-1. シェムリアップ:アンコール遺跡だけじゃない!グルメの宝庫

①ピュブストリート周辺の屋台
ナイトマーケットや屋台では、ローカルな串焼きや揚げ春巻きがリーズナブルに楽しめます。ココナッツジュース片手に散策すれば、まさにカンボジアの夜を満喫できます。

②Spoons Café(スプーンズカフェ)
カンボジアの若者がホスピタリティを学ぶ施設に併設されたレストラン。美しい盛り付けと優しい味わいで、観光客にも大人気です。アモックもおすすめ。

③Cuisine Wat Damnak(キュイジーヌ・ワット・ダムナック)
地元の食材を使った創作カンボジアン料理が楽しめる高級店。予約必須の人気店で、旅の特別なディナーに最適です。

6-2. プノンペン:首都ならではの多国籍グルメを堪能

①Romdeng(ロムデン)
カンボジアの若者の職業訓練を支援するNGO運営のレストラン。タランチュラの唐揚げなど、勇気があれば挑戦してみたい一品もあります。

②Eleven One Kitchen(イレブン・ワン・キッチン)
無添加・オーガニックをテーマにしたヘルシー志向のローカルレストラン。ベジタリアンにもおすすめで、リーズナブルながら上質。

③Malibou Beach Restaurant
カンボジア料理とフランス料理のフュージョンが楽しめるレストラン。川沿いの夜景とともにディナーを楽しむことができます。

6-3. カンポット:胡椒の名産地で“スパイスの旅”を

①Rusty Keyhole(ラスティー・キーホール)
リバーサイドの隠れ家的人気レストラン。名物のスペアリブは絶品で、胡椒との相性も抜群。

②Epic Arts Café(エピック・アーツ・カフェ)
障がいのある方の雇用支援をしているおしゃれなカフェ。ベジフードやバナナパンケーキなど、欧米系観光客にも人気。

③The Fishmarket
夕陽と川を眺めながら食事ができるレストラン。地元の魚介を使った料理と、カンポットペッパーを使った逸品が揃います。

7. カンボジアで気をつけたい飲食マナーと注意点(衛生面・支払い方法・チップ)

カンボジアで食事を楽しむ際には、衛生面やマナー、支払いに関する注意点を事前に知っておくと安心です。トラブルを避けつつ、現地の文化も尊重した旅を心がけましょう。

7-1. 衛生面の注意点|屋台とローカル食堂では水や生ものに要注意

  • 生野菜や氷は避けるのが基本:屋台やローカル食堂で提供される水や氷、生野菜は衛生管理が甘いことも。ペットボトルの水を利用し、食材がしっかり加熱されている料理を選びましょう。

  • 手洗い・除菌を忘れずに:旅先ではウェットティッシュやアルコールスプレーが活躍します。食事前の手洗いを習慣づけておくとベター。

7-2. 支払い方法|現金が主流。小額ドル札の持参が安心

  • 米ドルがそのまま使える国:カンボジアでは米ドルがほぼ通貨のように使えます。ローカル店でも支払い可能ですが、お釣りは現地通貨リエルで返されることもあるので注意。

  • 高額紙幣は避けよう:$50や$100札は嫌がられることも。$1・$5・$10などの小額紙幣を多めに用意しておくと便利です。

7-3. チップの文化|基本は不要、でもスマートな心づけは喜ばれる

  • 基本的にチップ文化はないですが、高級レストランやスパ・ホテルではサービス料が含まれていないこともあります。

  • 渡すなら1000リエル(約0.25ドル)〜2ドルほどが目安。タクシーやガイドにちょっとした心づけとして渡すと丁寧な印象を与えられます。

8. まとめ|カンボジアで味わう絶品グルメの魅力と楽しみ方

カンボジアは、アンコール遺跡だけでなく、食の魅力にもあふれた国です。クメール料理の奥深い味わいや、屋台グルメの活気、高級レストランでの優雅な食体験など、旅のスタイルに合わせて多彩なグルメが楽しめます。

シェムリアップのナイトマーケットでは、現地の人々と触れ合いながら手軽に地元の味に出会うことができ、オールドマーケット周辺では観光客向けのクリーンなレストランも充実。レモングラスやココナッツミルクの香り漂うアモックや、もち米とココナッツの優しい甘さがクセになるバナナスイーツまで、五感で楽しめる料理ばかりです。

旅の途中で出会う一皿一皿が、文化や歴史と結びついているのがカンボジアの魅力。お腹を満たすだけでなく、旅の記憶に深く刻まれるグルメ体験を、ぜひ味わってみてください。

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